キシリトールはなぜ体に良いのか?

キシリトールはシラカバやトウモロコシの芯などから採れるキシラン・ヘミセルロースという物質を原料にした甘味料です。



ムシ歯菌を弱らせ、歯を守ります。

ムシ歯菌は、砂糖によりムシ歯の原因となる酸を作りますが、キシリトールでは酸を作れません。さらにキシリトールにより、ムシ歯菌の活動が弱まり、砂糖などの糖からも酸を作ることが出来なくなります。キシリトールを口の中に入れると唾液がたくさん出て歯の表面を中和し、歯を酸から守ります。




キシリトールガムのはたらき

キシリトールガムのムシ歯予防効果は次の通りです。●ムシ歯の原因であるムシ歯菌が出す「酸」を抑制する作用がある。●ガムを噛むことにより、唾液がよく出るようになり、ムシ歯予防にとても効果がある。●長期間(3ヶ月以上)使用するとムシ歯菌の数を減らす作用がある。●食後にガムを噛むと、酸性に傾いたお口の中をすばやく中性に近づけ、ムシ歯が出来にくい環境にする。


食事やおやつを取るたびにお口の中は酸性になり、歯の表面のミネラル成分が溶け出す危険ゾーンとなります。食後ガムをかむことによって危険ゾーンの間隔が短くなり、ムシ歯が出来にくい環境をつくります。




歯科医院専用と市販のキシリトールガムの違い

キシリトールガムといってもたくさんの商品が販売されていますが、甘味料がキシリトール60%以上でないと上記の効果はないといわれています。


キシリトール100%の歯科専用のガムをおすすめします。